スパイスたまごJineko Cooking

管理栄養士さんが考案する、旬の食材を使った簡単で美味しいレシピを紹介していきます。今年は、「一品加えて栄養価をアップさせるレシピ」をテーマごとにご紹介。栄養をしっかり摂って、妊娠に近づくための健康な体をつくりましょう!

たんぱく質を補いたい方に<スパイスたまご>

材料(2人分)

・卵…2個
・大豆缶(茹で)…100 g
・セロリ…10 ㎝
・たまねぎ…1/4 個
〜スパイス液〜
・酢…100ml ・水…100ml
・おろしにんにく…1/2 片
・カレー粉…大さじ1
・きび砂糖…大さじ1
・塩…小さじ1 ・こしょう…少々
・赤唐辛子…1/2 本 ・ローリエ…1枚

作り方

①茹で卵を作る。卵を沸騰したお湯で8分茹で、殻をむいておく。

②セロリは筋を取り1㎝幅にカット、たまねぎは薄くスライスして水にさらしておく。

③小鍋にスパイス液の材料をすべて入れ、軽く沸騰させた後、粗熱をとる。

④③に茹で卵、大豆缶、セロリ、水気を切ったたまねぎを入れ一晩おいて出来上がり。

卵と大豆で、動物性と植物性両方のたんぱく質を摂ることができるメニューです。酢やスパイスには高い抗酸化作用のほか、暑い夏の食欲増進効果も期待できるので、ぜひ日頃から活用しましょう。

夏を元気に乗り切るため、暑くても食べやすい工夫を

暑い夏がやってくると食欲が落ちる、作る気力が湧かない、ということはありませんか? 栄養不足は免疫力の低下、妊娠に向けた体づくりにも影響するので、夏バテ予防を心がけましょう。

麺類など単品で済ませる食事は栄養が偏りがち。できれば温かいものを一品プラスするのが栄養を補うポイントです。夏は多くなる汗とともに鉄分が体外へ流れ出るので、貧血予防のためにもたんぱく質を。抗酸化作用が期待できる夏野菜も食べましょう。火を使いたくない暑い日はレンジを活用。薬味やレモンの酸味、スパイスの辛みは食欲増進につながります。

毎日の食事を完璧にはできなくても、プラス一品の頑張りが、次の日からの元気なあなたをつくります。

レシピ監修 

仙台ソレイユ生殖医療センターひだまりキッチン 管理栄養士・栄養士・調理師からなるキッチンチーム。院内厨房で玄米や麹・豆・季節野菜を多く取り入れた「体と心に優しく美味しいお料理とお菓子」を手作り。それぞれのお悩みに寄り添う栄養相談など、不妊治療を食からサポートしている。
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