きくらげと卵のチリソース炒めJineko cooking

管理栄養士さんが毎号のテーマに沿って考案する、旬の食材を使った簡単で美味しいレシピを紹介していきます。体は食べたものからできています。食べ物から栄養をしっかり摂って、妊娠に近づくための健康な体をつくりましょう!

たんぱく質も補える<きくらげと卵のチリソース炒め>

材料(2人分)

・乾燥きくらげ…4 g
・卵…2 個
・厚揚げ…1 枚
・長ねぎ…15㎝
・おろし生姜…10 g
・おろしにんにく…5 g
・米油…大さじ2
~合わせ調味料~
・水…大さじ4
・トマトケチャップ…大さじ2
・酒…大さじ2
・きび砂糖…小さじ2
・塩…小さじ1/3
・片栗粉…小さじ1

作り方

①乾燥きくらげを水で戻しておく。厚揚げは一枚を半分に切り、さらに1㎝の厚さに切る。長ねぎは5mmの斜め薄切りにする。合わせ調味料を合わせておく。

②フライパンに大さじ1の米油を熱し、溶いた卵を一気に入れて菜箸で大きくかき混ぜ、大きめの炒り卵を作り、ボウルにあけておく。

③キッチンペーパーでフライパンを拭き、そこに残った米油を引き、おろし生姜、おろしにんにく、長ねぎを炒める。香りが立ってきたら、きくらげ、厚揚げを加える。

④具材に火が通ったら炒り卵をフライパンに戻し、火を弱めひと混ぜした合わせ調味料を流し入れ、全体にからめていく。

⑤器に盛りつけてでき上がり。

きのこの中でもビタミンD の含有量が多い乾燥きくらげを使った一品。薬味の効果で体がポカポカ。冬におススメのレシピです

レシピ監修 

仙台ソレイユ生殖医療センターひだまりキッチン 管理栄養士・栄養士・調理師からなるキッチンチーム。院内厨房で手作りする、玄米や麹・豆・季節野菜を多く取り入れた「体と心に優しく美味しいお料理とお菓子」、それぞれのお悩みに寄り添う栄養相談など、不妊治療を食からサポート。写真左から、調理師・後上朋葉さん、管理栄養士・相澤泰葉さん、栄養士・根本幸さん。

妊活と免疫のために必要なビタミンDを摂りましょう

日照時間が短くなる冬。意識的に取り入れてほしい栄養素が日光を浴びることで作られるビタミンDです。受精卵の着床、妊娠率にも影響すると言われ、妊活に欠かせない栄養素の一つです。

ビタミンDが豊富な食材は魚、キノコ、卵黄です。大切なのは「調理方法」と「組み合わせ」。脂溶性ビタミンなので油と合わせることで吸収率が上がり、カルシウムの吸収を良くするので、牛乳などの乳製品と組み合わせて摂るのがおすすめです。

これからの季節、免疫力を高めるうえでもビタミンDは必要な栄養素。風邪の予防にもつながります。これだけを食べればいいという食材はありませんが、毎日の食卓にキノコ、できれば週に3回は魚というように、冬の食事作りに取り入れてみてくださいね。

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