管理栄養士さんが考案する、旬の食材を使った簡単で美味しいレシピを紹介していきます。今年は、「一品加えて栄養価をアップさせるレシピ」をテーマごとにご紹介。栄養をしっかり摂って、妊娠に近づくための健康な体をつくりましょう!
鉄分不足が気になる方に<ぶっかけ豆乳そうめん>
材料(2人分)
・そうめん(乾麺)…200 g
・納豆…2パック
・オクラ…4本
・桜エビ…大さじ2
・小ねぎ…2 本
・ブロッコリースプラウト…適量
〜めんつゆ〜
・豆乳…200ml
・しょうゆ…大さじ2
・おろし生姜…少々
・かつお節…1パック
・ゴマ油…大さじ1
作り方
①めんつゆの材料をすべててボウルに混ぜ合わせ冷蔵庫で冷やしておく。
②オクラは分量外の塩で板ずりしてから沸騰したお湯で30 秒ほど茹で、冷水で冷やす。水気を切ったオクラと小ねぎは小口切りにする。
③そうめんを表示通りに茹で冷水で洗いぬめりをとり、ザルにあげておく。
④皿にそうめん、納豆、オクラを盛り付け、桜エビと小ねぎを散らし、ブロッコリースプラウトをのせる。
⑤冷やしためんつゆをかけて出来上がり。
汗とともに排出される体内のミネラル。暑い夏は特に注意が必要となります。鉄分もそのひとつ。豆乳や納豆には「非ヘム鉄」が含まれますが、さらにわかめやめかぶ、海苔をアレンジすることにより「造血ビタミン」とも呼ばれる葉酸が摂取でき、栄養価と美味しさのバランスをより整えることができます。
夏を元気に乗り切るため、暑くても食べやすい工夫を
暑い夏がやってくると食欲が落ちる、作る気力が湧かない、ということはありませんか? 栄養不足は免疫力の低下、妊娠に向けた体づくりにも影響するので、夏バテ予防を心がけましょう。
麺類など単品で済ませる食事は栄養が偏りがち。できれば温かいものを一品プラスするのが栄養を補うポイントです。夏は多くなる汗とともに鉄分が体外へ流れ出るので、貧血予防のためにもたんぱく質を。抗酸化作用が期待できる夏野菜も食べましょう。火を使いたくない暑い日はレンジを活用。薬味やレモンの酸味、スパイスの辛みは食欲増進につながります。
毎日の食事を完璧にはできなくても、プラス一品の頑張りが、次の日からの元気なあなたをつくります。