管理栄養士さんが考案する、旬の食材を使った簡単で美味しいレシピを紹介していきます。今年は、「一品加えて栄養価をアップさせるレシピ」をテーマごとにご紹介。栄養をしっかり摂って、妊娠に近づくための健康な体をつくりましょう！
冷えが気になる方に＜手羽先の生姜豆乳スープ＞
材料(2人分)
・手羽先…４本
・大根…１/4 本（約60 g）
・人参…1/3 本( 約50 ｇ )
・ごぼう…1/3 本（約50 ｇ）
・舞茸…1/3 株( 約30 g)
・ブロッコリー…4 房（約80 ｇ）
・無調整豆乳…100ml
・にんにく…1/2 片
・おろし生姜…２かけ分
・米油…大さじ１
・塩麹…大さじ１
・塩…少々
・粗挽き黒こしょう…少々
作り方
①手羽先に塩と粗挽き黒こしょうをふっておく。
②大根、人参、ごぼうはそれぞれ皮をむいて乱切りにし、ごぼうは水にさらす。ブロッコリーは小房に分け、舞茸は食べやすい大きさにほぐす。にんにくはみじん切りに。
③鍋に米油を熱し、手羽先の水分をキッチンペーパーでおさえて焼き、両面がキツネ色になったら一度取り出す。にんにくを炒めて香りが出たら、大根、人参、水気をきったごぼう、舞茸を入れて炒める。
④全体に油が回ったら、手羽先を戻し入れ、水400ml、塩麹を加えて煮る。具材に火が通ったら、ブロッコリーを加え、沸騰したら豆乳を入れ弱火にする（豆乳を入れてからは分離の原因となるので沸騰させない）。
⑤スープがあたたまったら火を止め、おろし生姜を入れてひとまぜし、器に盛り付ける。
⑥お好みで粗挽き黒こしょうをふってできあがり。
一つの鍋で作ることにより、野菜がもつ水溶性の栄養素を逃さずスープとして摂取できます。豆乳はたんぱく質、ビタミンＢ群、ビタミンE、ミネラル、不飽和脂肪酸、など体に嬉しいさまざまな栄養素を豊富に含みます。
レシピ監修
仙台ソレイユ生殖医療センターひだまりキッチン 管理栄養士・栄養士・調理師からなるキッチンチーム。院内厨房で玄米や麹・豆・季節野菜を多く取り入れた「体と心に優しく美味しいお料理とお菓子」を手作り。それぞれのお悩みに寄り添う栄養相談など、不妊治療を食からサポートしている。
