高野豆腐と野菜のとろとろ煮Jineko Cooking

管理栄養士さんが考案する、旬の食材を使った簡単で美味しいレシピを紹介していきます。今年は、「一品加えて栄養価をアップさせるレシピ」をテーマごとにご紹介。栄養をしっかり摂って、妊娠に近づくための健康な体をつくりましょう!

乾物をもっと身近に<高野豆腐と野菜のとろとろ煮>

材料(2人分)

・高野豆腐…3枚
・ナス…2本
・ピーマン…2個
・干し椎茸…中サイズ2枚
・醤油…大さじ1
・酒…大さじ1
・みりん…大さじ1/2
・かつおぶし…1 袋(2g)
・片栗粉…大さじ1
・米油…適量

作り方

①高野豆腐はぬるま湯で浸るくらい、干し椎茸は100ml のぬるま湯でそれぞれ戻しておく。

②やわらかくなった高野豆腐は水気をしぼって4 等分に切り、片栗粉をまぶしておく。

③ナスは縦半分に切り、格子状に切り込みを入れる。ピーマンは縦半分に切り、種を取り出す。

④フライパンに米油を熱し、ナス、ピーマン、高野豆腐の順に多めの油で揚げ焼きする。野菜に火が通り、高野豆腐は表面がカリッとしたら取り出し、油を切っておく。

⑤干し椎茸は軸を取り、食べやすい大きさに切る。小鍋に干し椎茸の戻し汁全量、醤油、酒、みりんを入れ、ひと煮立ちさせ、④と干し椎茸、かつおぶしを入れ、コトコトと高野豆腐が色づくまで煮たらできあがり。

 

かつおぶしや椎茸の戻し汁により、あらためて別に出汁をとらなくてもうまみたっぷりの簡単煮物に仕上がります。高野豆腐の原料である大豆は、「畑の肉」と呼ばれるほどたんぱく質が豊富です。また女性ホルモンに似た働きをする大豆イソフラボンは、豆腐の約4倍含まれているので積極的に摂りたい食材の一つです。

レシピ監修 

仙台ソレイユ生殖医療センターひだまりキッチン 管理栄養士・栄養士・調理師からなるキッチンチーム。院内厨房で玄米や麹・豆・季節野菜を多く取り入れた「体と心に優しく美味しいお料理とお菓子」を手作り。それぞれのお悩みに寄り添う栄養相談など、不妊治療を食からサポートしている。
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