みんながいるから楽しい!みんなと一緒ならつらさも乗り越えらえる!
こんにちは! 私たち「妊活部」です。
妊活をしていると結果が思うように出なくて凹むことがあります。そこでSNS で仲間を作って妊活を頑張る方々に、グループで活動する良さや、日々の活動について聞いてみました。
編集部◆“妊活部”を作ろうと思ったきっかけを教えてください。
mai さん●妊活部は、自分とあおいさん、あんさんの3人で始めました。「1人じゃ頑張れないことでもみんなが一緒だと頑張れる」という想いから、部活のような仲間がいてくれたらと思いSNS で募らせていただきました。
編集部◆ 部員の年齢層はどのくらいですか。
mai さん●年齢層は30~44歳の方までいらっしゃいますよ。治療ステージもいろいろです。体外受精の方が多いですね。なかには、クリニックに通い始めたばかりという方もいらっしゃいますよ。
編集部◆ いろいろとあるとは思いますが、妊活部の部員であるメリットってどんなところでしょうか。
emo さん●私、転勤族なので、今、住んでいるところに友だちもいなかったんです。そうしたらちょうど妊活部に近くにお住まいの方がいらして、直接会うことに。いろいろお話させてもらい、妊活の仕方や病院の情報などを聞けました。妊活部に入部したおかげで、すぐに妊活“行動”することができたのです。入っていなかったら「知らない場所だし…」と、きっと動くのが遅くなっていたと思います。
編集部◆ 知らない場所だとクリニックの情報を集めるのも大変だから、確かに教えてくれる人がいるのはありがたいですよね。
shino さん●ひろみんが、妊娠にご利益のあるというお寺へ行き、部員みんなの妊娠祈祷をお願いしてくれたのです。さらにお守りを買って郵送してくれました。私自身、その後に移植が控えていたのもあり、「家族じゃないのに、自分のために祈祷までしてくれた~」と思ったら、本当に感動して「この部活に入ってよかった」と思いましたね。
編集部◆ 自分が不安や苦しい時にお守りが届いたらうれしいですし、パワーになりますよね。普段は、どんな活動をしていますか。
naru さん● LINE で妊娠しやすい生活習慣を教えてもらう、飲んだほうがいいサプリなどを聞いていますね。
編集部◆ 妊活の話以外もしますか。
きちさん●私、皆勤賞ぐらいリモートおしゃべり会に参加しています。話題はさまざま。日常のことから仕事や過去?の恋バナまで。ここでいつも元気をもらっていますね。
編集部◆部活のみんなと話す時間が、うまくストレス発散になっているんですね。では部員になって変わったことは。
aya さん●私は、前向きになれました。子宮内膜症があったので、思うように治療が進まず…。以前なら「どうせ妊娠できないし…」と思っていました。入部後、チョコレート囊胞の手術する際に、みんなが空の絵や写真を送ってくれて「この空のように私たちはつながっている! 頑張って」と、励ましてくれました。
編集部◆大きな変化ですね。今後、「こんな活動をしたい」という方はいらっしゃいますか。
ひろみんさん●私、最年長で、採卵も23回目くらい。以前は「妊活のピリオドの打ち方」を考えていました。でも入部して「一緒に頑張ろう!」って言ってくれたので、勇気を出して転院したら、2年間採卵できなかったのに、卵が採れたのです。だから年齢や治療歴などに関係なく「自分から諦めんでもええよ」と、今度は私が迷っている方に伝えていきたいです。
編集部◆妊活部のあたたかさが伝わってきました。皆さんのように「妊活部のようなものを作ってみたい」という人へのアドバイスはありますか。
mai さん●SNSはさまざまな人がいるので「妊活に関する投稿がある」など、入部OKの条件などをいくつか作っておくのがいいでしょう。
編集部◆なるほど。入部してからもルールみたいなものはありますか。
mai さん● 妊活中→ 妊娠中→ ママとステージが変わっても支え合いたいと思っているので、個々のペースを大切にしながら、詮索しすぎずみんな仲間だよって思いながら見守っています。
編集部◆ジネコも皆さまの活動をサポートし続けられる存在でありたいと改めて感じました。本日はお忙しいところ、貴重なお話をありがとうございました。