きのこと牛肉の混ぜご飯Jineko Cooking

管理栄養士さんが毎号のテーマに沿って考案する、旬の食材を使った簡単で美味しいレシピを紹介していきます。体は食べたものからできています。食べ物から栄養をしっかり摂って、妊娠に近づくための健康な体をつくりましょう!

きのこと油の相乗効果で吸収率UP<きのこと牛肉の混ぜご飯>

材料(2人分)

・舞茸…50 g
・しめじ…50 g
・牛肉…120 g
・ごぼう…50 g
・生姜…15 g
・小ねぎ…3 本
・酒…大さじ1
・醤油麹…大さじ2.5
・白いりごま…大さじ3
・米油…大さじ1
・ごはん…2 合

作り方

①牛肉を3cmほどにカットして、酒でもんでおく。ごぼうはささがきにして水にさらす。生姜は千切り、小ねぎは小口切りにする。

②フライパンに米油を熱して生姜を炒め香りが出たら、牛肉、水気を切ったごぼう、きのこを順に炒める。

③火が通ったら、醤油麹をからめて炒める(焦げやすいので注意)。

④③のフライパンに白いりごま、ごはんを加え混ぜ合わせる。器に盛りつけ、小ねぎを散らしてでき上がり。

きのこは油と一緒に摂取することでビタミンD の吸収率が高くなります。また、白米に玄米を合わせることで、栄養価・食感がアップします。

レシピ監修 

仙台ソレイユ生殖医療センターひだまりキッチン 管理栄養士・栄養士・調理師からなるキッチンチーム。院内厨房で手作りする、玄米や麹・豆・季節野菜を多く取り入れた「体と心に優しく美味しいお料理とお菓子」、それぞれのお悩みに寄り添う栄養相談など、不妊治療を食からサポート。写真左から、調理師・後上朋葉さん、管理栄養士・相澤泰葉さん、栄養士・根本幸さん。

妊活と免疫のために必要なビタミンDを摂りましょう

日照時間が短くなる冬。意識的に取り入れてほしい栄養素が日光を浴びることで作られるビタミンDです。受精卵の着床、妊娠率にも影響すると言われ、妊活に欠かせない栄養素の一つです。

ビタミンDが豊富な食材は魚、キノコ、卵黄です。大切なのは「調理方法」と「組み合わせ」。脂溶性ビタミンなので油と合わせることで吸収率が上がり、カルシウムの吸収を良くするので、牛乳などの乳製品と組み合わせて摂るのがおすすめです。

これからの季節、免疫力を高めるうえでもビタミンDは必要な栄養素。風邪の予防にもつながります。これだけを食べればいいという食材はありませんが、毎日の食卓にキノコ、できれば週に3回は魚というように、冬の食事作りに取り入れてみてくださいね。

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