卵とかぼちゃの温サラダJineko Cooking

管理栄養士さんが毎号のテーマに沿って考案する、旬の食材を使った簡単で美味しいレシピを紹介していきます。体は食べたものからできています。食べ物から栄養をしっかり摂って、妊娠に近づくための健康な体をつくりましょう!

寒い冬を迎える前に免疫力アップの一品<卵とかぼちゃの温サラダ>

材料(2人分)

・卵…2 個
・かぼちゃ…150 g
・塩…ひとつまみ
・かぼちゃの種…10 粒
~ヨーグルトドレッシング~
・ヨーグルト…大さじ2
・粉チーズ…小さじ1
・レモン汁…小さじ1
・砂糖…小さじ1/2
・塩、こしょう…各適量

作り方

①ドレッシングの材料をすべて混ぜ合わせる。

② 卵は熱湯の中で8分茹で殻を剥いておく。かぼちゃは一口大に切り、塩を入れたひたひたのお湯で茹でる。

③②を器に盛りつけドレッシングをかけ、かぼちゃの種をトッピングしてでき上がり。

体を温めるのに必要なたんぱく質に、抗酸化作用が期待されるビタミンACE を加えた一品。多くの栄養を含む卵ですが、ビタミンC と食物繊維は含まれません。そのため、緑黄色野菜との組み合わせで卵に足りない栄養を補うことができます。

レシピ監修 

仙台ソレイユ生殖医療センターひだまりキッチン 管理栄養士・栄養士・調理師からなるキッチンチーム。院内厨房で手作りする、玄米や麹・豆・季節野菜を多く取り入れた「体と心に優しく美味しいお料理とお菓子」、それぞれのお悩みに寄り添う栄養相談など、不妊治療を食からサポート。写真左から、調理師・後上朋葉さん、管理栄養士・相澤泰葉さん、栄養士・根本幸さん。

たんぱく質を毎日の食事でコツコツ摂りましょう

私たちの体の土台をつくる基本の栄養素であるたんぱく質。妊娠に必要なホルモンを作り出し、代謝を上げて、冷えにくい体づくりにも必要なことから、妊活中にも非常に重要な栄養素の一つです。

そんなたんぱく質ですが、常に体の中で消費されるので、毎日コツコツ食事から摂り入れることが大切です。なかでも赤身の肉、魚、貝類、卵、大豆製品はたんぱく質源でありながら、赤ちゃんを迎えるのに摂り入れたい栄養素の亜鉛や鉄分も含まれます。

たとえば、朝食に卵と納豆、昼食にお肉、夕食に魚、というようにさまざまなたんぱく源を3食で摂り入れましょう。

忙しい毎日の中でバランスのいい食事作りは大変です。何品も作る必要はないので、秋に美味しい根菜やきのこなどとたんぱく質を合わせた具だくさんの汁物と、新米で秋の味覚を堪能しましょう。

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