納豆のレタス包みJineko Cooking

管理栄養士さんが毎号のテーマに沿って考案する、旬の食材を使った簡単で美味しいレシピを紹介していきます。体は食べたものからできています。食べ物から栄養をしっかり摂って、妊娠に近づくための健康な体をつくりましょう!

二種類のたんぱく質が補える<納豆のレタス包み>

材料(2人分)

・納豆…1パック
・豚ひき肉…100g
・玉ねぎ…1/8 個(約25g)
・にんにく…1/2 片(約4g)A
・ねぎ…5㎝ A
・しょうが…1/2 かけ(約5g)A
・ごま油…小さじ1
・オイスターソース…小さじ1/2
・コショウ…少々
・レタス…6 枚

作り方

①Aと玉ねぎはそれぞれみじん切りにし、レタスは水にさらしてシャキッとさせる。

②フライパンにごま油を熱しAを炒め、香りが出たら、玉ねぎ、豚ひき肉を炒める。

③豚ひき肉の色が白くなったら納豆、オイスターソース、コショウを加え、全体に絡んだら火を止める。

④ ③と水気を切ったレタスを皿に盛り完成。シャキシャキレタスでひき肉納豆を包んでお召し上がりください。

ビタミンB1 が豊富な豚肉と亜鉛、鉄分も含む納豆の2 種類のたんぱく質をしっかり摂れる夏の疲労回復におすすめのメニュー。生姜、にんにくの有効成分は細かく刻むことでより効果的になります。

レシピ監修 

仙台ソレイユ生殖医療センターひだまりキッチン 管理栄養士・栄養士・調理師からなるキッチンチーム。院内厨房で手作りする、玄米や麹・豆・季節野菜を多く取り入れた「体と心に優しく美味しいお料理とお菓子」、それぞれのお悩みに寄り添う栄養相談など、不妊治療を食からサポート。写真左から、調理師・後上朋葉さん、管理栄養士・相澤泰葉さん、栄養士・根本幸さん。

妊活性酸素から体を守る抗酸化力の高い食材を

私達の体は毎日口にする食事によって一つひとつの細胞が作り上げられます。だからこそ妊娠に向けた体づくりにおいて、老化の原因となる活性酸素から体を守る抗酸化力の高い食材が必要不可欠です。

まず抗酸化食材の目安はカラフルな色味。トマトのリコピン、なすに含まれるアントシアニンなど、さまざまな色の食材を取り入れることが抗酸化力を上げるポイントです。たんぱく質は豆類+肉、卵+魚など二種類を組み合わせ、昨日食べなかった食材を今日、お昼に食べなかった食材を夜にというように、なるべく多くの食材を食べることを意識しましょう。

活性酸素は体内で常に作られるもの。不摂生や紫外線も生成量を増加させます。だからこそ運動も食事も無理せず、ご自身の長く続けられる方法を見つけることが大切です。

夏の暑さで体力が消耗し、作るのも食べるのも億劫になりがちですが、調理法やスパイス、薬味を上手く使って夏野菜を美味しく食べましょう。

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