さつまいもけんぴJineko Cooking

管理栄養士さんが毎号のテーマに沿って考案する、旬の食材を使った簡単で美味しいレシピを紹介していきます。体は食べたものからできています。食べ物から栄養をしっかり摂って、妊娠に近づくための健康な体をつくりましょう!

秋の味覚の代表を使った簡単おやつ<さつまいもけんぴ>

材料(2人分)

・さつまいも…100 g
・米油…大さじ1 1/2
・きび砂糖…大さじ2
・アーモンド…6 粒

作り方

①さつまいもを長さ5㎝、5mm角のスティック状に切り10 分ほど水にさらしておく。

②水気を切ったさつまいもと油、砂糖をポリ袋に入れてよくなじませる。

③ オーブンシートの上に重ならないように広げ、180℃で25 分焼く(10 分ずつ様子を見ながら焼き、その都度かき混ぜる)。

④焼いている間にアーモンドを細かく刻んで、フライパンで香りが立つまで炒っておく。

⑤熱いうちに、炒っておいたアーモンドを合わせてでき上がり。

妊活中に積極的に取り入れたいナッツ。アーモンドにはたんぱく質と食物繊維、ビタミンEが豊富に含まれます。

レシピ監修 

仙台ソレイユ生殖医療センターひだまりキッチン 管理栄養士・栄養士・調理師からなるキッチンチーム。院内厨房で手作りする、玄米や麹・豆・季節野菜を多く取り入れた「体と心に優しく美味しいお料理とお菓子」、それぞれのお悩みに寄り添う栄養相談など、不妊治療を食からサポート。写真左から、調理師・後上朋葉さん、管理栄養士・相澤泰葉さん、栄養士・根本幸さん。

たんぱく質を毎日の食事でコツコツ摂りましょう

私たちの体の土台をつくる基本の栄養素であるたんぱく質。妊娠に必要なホルモンを作り出し、代謝を上げて、冷えにくい体づくりにも必要なことから、妊活中にも非常に重要な栄養素の一つです。

そんなたんぱく質ですが、常に体の中で消費されるので、毎日コツコツ食事から摂り入れることが大切です。なかでも赤身の肉、魚、貝類、卵、大豆製品はたんぱく質源でありながら、赤ちゃんを迎えるのに摂り入れたい栄養素の亜鉛や鉄分も含まれます。

たとえば、朝食に卵と納豆、昼食にお肉、夕食に魚、というようにさまざまなたんぱく源を3食で摂り入れましょう。

忙しい毎日の中でバランスのいい食事作りは大変です。何品も作る必要はないので、秋に美味しい根菜やきのこなどとたんぱく質を合わせた具だくさんの汁物と、新米で秋の味覚を堪能しましょう。

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