ナスともやしの豚キムチJineko Cooking

管理栄養士さんが考案する、旬の食材を使った簡単で美味しいレシピを紹介していきます。今年は、「一品加えて栄養価をアップさせるレシピ」をテーマごとにご紹介。栄養をしっかり摂って、妊娠に近づくための健康な体をつくりましょう!

夏の疲労回復に<ナスともやしの豚キムチ>

材料(2人分)

・豚肩ロースしゃぶしゃぶ用…100 g
・ナス…2本
・もやし…100 g
・小ねぎ…2 本
・キムチ…50 g
・ゴマ油…大さじ2
・粗挽き黒コショウ…お好みで

作り方

①洗ったナスに縦の切れ目を5~6本入れてラップで包み、電子レンジ(500W)で4 分加熱する。取り出したナスはラップのまま粗熱をとる。

②沸騰したお湯に塩、酒(分量外)を少々入れて、豚肉、取り出してもやし、の順で茹でる。キッチンペーパーの上にそれぞれ広げ、粗熱、水分をとる。小ねぎは小口切りにする。

③ボウルに粗熱のとれたナスを手で割いて入れ、②を加え、ゴマ油を回し入れ、お好みで黒コショウを振り入れる。全体に味がなじんだら出来上がり。

ナスの皮に含まれる抗酸化物質「アントシアニン」は水溶性のため、レンジ加熱がおすすめ。さらにラップで包むことにより空気に触れないため、変色を防ぐこともできます。ビタミンB 群を豊富に含む豚肉はねぎやニラ、ニンニクと一緒に摂ることで疲労回復効果の向上が期待できます。

夏を元気に乗り切るため、暑くても食べやすい工夫を

暑い夏がやってくると食欲が落ちる、作る気力が湧かない、ということはありませんか? 栄養不足は免疫力の低下、妊娠に向けた体づくりにも影響するので、夏バテ予防を心がけましょう。

麺類など単品で済ませる食事は栄養が偏りがち。できれば温かいものを一品プラスするのが栄養を補うポイントです。夏は多くなる汗とともに鉄分が体外へ流れ出るので、貧血予防のためにもたんぱく質を。抗酸化作用が期待できる夏野菜も食べましょう。火を使いたくない暑い日はレンジを活用。薬味やレモンの酸味、スパイスの辛みは食欲増進につながります。

毎日の食事を完璧にはできなくても、プラス一品の頑張りが、次の日からの元気なあなたをつくります。

レシピ監修 

仙台ソレイユ生殖医療センターひだまりキッチン 管理栄養士・栄養士・調理師からなるキッチンチーム。院内厨房で玄米や麹・豆・季節野菜を多く取り入れた「体と心に優しく美味しいお料理とお菓子」を手作り。それぞれのお悩みに寄り添う栄養相談など、不妊治療を食からサポートしている。
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